2007/05/06

5/6_4 まだまだ続くマーレ巡り、ガルディアとフォとカランフォとサ、帰国の途へ

時間が余るとついつい買い物を。もう1軒スーパーに寄ってしまう
みやげ物屋巡りで随分時間を使ったつもりでしたが、外はまだ明るく、時刻は17:20。
もう少しブラブラすることにしました。
チャンダニ・マグを島の中心に向けて歩いていき、マジェディ・マグとの交差点の手前にもう1軒のスーパー・マーケットを見つけました。

野菜の種類が豊富です。カシューナッツやアーモンドなどナッツ類は量り売りしていました。
お菓子も、比較的値段の安いものが揃っています。
帰りの飛行機で食べようと思い、カシュー・ナッツ100g(Rf18=約175円)とポテト・チップス(Rf11=約107円)を買いました。

スライスしたフォ(シナモンと砂糖がまぶしてある)もあり、50gの小袋がRf7.50(約73円)だったので、これも1袋買ってみました。

マンティリで見た紅茶のLIMSON(リプトンもどき)とビスケットのOleOle(オレオもどき)を是非おみやげで買いたくて、スーパーに入るたびに探したのですが、置いてません。
(フィッシュ・マーケットのそばの食料品卸街に行けばあるのかな?)

代わりに、Oleという商品名のビスケットを見つけたので(Rf9=約87円)、1つ買いました。

店を出ると時刻は17:30過ぎ、あたりが少し薄暗くなり始めています。
マジェディ・マグをぶらぶら歩きながら、夕食を食べるところを探すことにしました。

16年前に行ったことのあるレストランを記憶を頼りに探してみましたが、すでになくなっているようで見つけることができませんでした。

平屋か2階建ての店が並んでいたこの通りも、7、8階建てのビルが次々に建てられています。
しゃれた洋品店のビルには、エスカレーターさえついているので、びっくりしてしまいました。

4階から上はまだ工事中なので、さらにびっくり。

ところで、境界の塀の上に立っている男の人は何してるんでしょうか?
(画像をダブルクリックすると拡大表示できます)

左隣はモスク(現地の人はミスキーと呼ぶ)です。


ローカル・カフェで夕食、フォとカランフォを楽しむ
結局、セントラル・ホテルまで1ブロックのところにあるローカル・カフェに入って、夕食をとることにしました。

ドアを開けると、モルディブ人男性でほぼ満員です。
一斉に視線を浴びましたが、ひるまずに相席させてもらいました。

メニューをもらってもディベヒ語が読めるわけもなく、知っているのはバジャフィッシュボールぐらいなので、ここでもその2点を頼みます。

お昼を食べたカフェに比べると、バジャは少し小さめ、フィッシュボールは逆に大きめで、辛さはこちらの方がやや抑え目でした。





バジャの中には、ベイリーフを小さくしたような香草がたくさんはいっていて、鼻に抜ける爽やかな香りがします。

カツオのフレークとマッシュド・ポテトを練ったコロッケの具のようなものをカレー粉(クミン)で味付け、小麦粉の皮でくるんでカラリと揚げてあります。





ガルディアもあるというので、2皿頼んでみました。
カツオだしの効いたスープにカツオの切り身がゴロンと沈んでいる、日本人にも馴染みやすい味付けのスープです。

6:00ちょうど、外でコーランの声が鳴り響き出しました。
お祈りの時間になると、ミスキー(モスク)のスピーカーから大音量で流れるのです。

カフェは一時的に閉店になり、徐々にすいてきました。

わたしたちはまだ時間に余裕があったので、食後に紅茶を頼むことにしました。

紅茶は、ディベヒ語でといいます。
あらかじめ砂糖が入っていて、かなり甘めです。

モルディブで一番ポピュラーな飲み物はキル・サ
キルはディベヒ語でミルクのこと。つまり、ミルク・ティーです。



隣のテーブルの人がモルディブ人の清涼剤フォカランフォーをつまんでいるのを見て、ウエイターのお兄さんにリクエストしてみました。

レストランやカフェでは、無料で出してくれます。

左がフォ(まん丸い木の実をスライスしたもの)、右がカランフォ(クローブ=丁子の実)です。

18:30になったのでカフェを出てホテルに戻り、帰国の準備をすることにします。
これだけ頼んで全部でRf19。たった¥182です。
もちろん2人分です。

ホテルをチェック・アウト、フェリーでフルレへ、意外な人に再会
部屋に戻り、デジカメのバッテリーを充電し、シャワーを浴び、ピックアップの時間までのんびりテレビを見ていました。

20:15に部屋を出てチェックアウトします。
電話代を払おうとしたら、いらないと言います。マーレ市内は無料で通話できるようです。

ロビーで待っていると、8日前にフルレ空港で迎えてくれたガイドのFahilが時間通り20:30にやって来ました。
フロントに頼んでタクシーを呼んでもらい、ナサンドラ・ジェティ(フェリー乗り場)へ。
Fahilはバイクで後ろからついてきます。

ジェティでフェリーに乗り込むと、Fahilが料金を払います。
「午前中に空港で落ち合ったガイドがホテルまでついて来ず、タクシー代を自分で払った」
と何気なく話したら、
「日程表に載っている内容は全てツアー代金に含まれているから」
と、彼がその分を立て替えると言います。
ルフィアで受け取ってもこのあと使う機会がないと思い、US$2(約Rf26相当)だけ受け取ることにしました。

海外を旅行すると、現地ガイドにボられているんじゃないかという不安が付きまといますが、
誠実に対応してくれたFahilとモルディブ人ガイドに対して好感度がさらに上がりました。

フェリーでは、8日前に空港で見かけた洋子さんと偶然乗り合わせました。
4/28の夜にわたしたちが空港に降り立ったとき、マナールの札を持って到着ロビーの出口で客待ちをしている日本人女性を見かけたので、こちらから声をかけたら、それが洋子さんでした。
彼女はいつもはマンティリに乗っているのですが、日本人で満室だったマナール(Manal Safari)号にゴールデンウィークの間だけ乗ったのです。
洋子さんはモルディブに来て1年、以前はパラオで4年間ガイドをしていたそうです。
マンティリのガイドになったきっかけは、サイトの求人を見つけて応募したからだと言っていました。
今回初めての休暇をもらい一時帰国するそうですが、飛行機が満席だったので今日までマーレで暇をつぶしていたそうです。

5月中旬から、日本が夏休みシーズンに入るまでの7月中旬までの2ヶ月間は、日本からのゲストが途絶える期間だそうです。
そういえば、希与子ちゃんも6月から7月までボートをドックに入れて点検させている間帰国すると言ってました。

ルフィア→USドル両替、出国手続き、免税品店
フェリーを降りて彼女と別れ、両替のために到着時に行った銀行に向かいます。
ここでUSドルからルフィアに両替した時の控えを見せれば、ルフィアをUSドルに両替してくれます。
控えを持っていないと、ユーロにしか替えてくれません。

出発ロビーの入り口でFahilと別れ、ガラス扉の先で荷物のX線検査を受けます。
彼にチップを払うかどうか迷ったのですが、結局払いませんでした。
ガランとしたロビーの奥のカウンターでチェックインを済ませ、2階に上がるとすぐ出国審査です。
ここを通り抜けると免税品店とベンチが並ぶ一角があり、奥にはカフェと喫煙コーナーがあります。
カフェの隣がVIPルームで、その手前にはキッズ・コーナーもあります。

12年前、空港の建物は平屋で、出発口は到着ロビーのすぐ奥にありました。
チェックインはすべて手作業で、ボールペンで搭乗リストの名前を消し込み、ボーディング・パスに手書きで座席ナンバーを記入していました。
出国審査の先はいきなり滑走路に面した待合室で、電光掲示板も免税品店もカフェもありませんでした。

今回2階に上がってみると半年前からさらに拡張されていて、ゲート4・5・6が新設されていました。
フルレに乗り入れる航空会社や便数がどんどん増えているようです。

21:00にフェリーを降りてからここまで15分。搭乗まで1時間半あります。
暇つぶしに免税品店を覗いて回ることにしました。

酒・タバコの店、化粧品店、電器店、宝石店、おみやげ屋、食料品店(紅茶、チョコレート・キャンディ、カレーパウダーなど)が並んでいます。

宝石も化粧品も興味がないので、30分もかからず見終わってしまいました。
カレーパウダーは100gでRf35(約¥340)していました。(マーレのスーパーだとRf5です)
紅茶ならコロンボ、チョコレートならシンガポールの方が品揃えも価格もお得です。

2階にいるのも飽きたので、カフェの手前にある階段を下りて搭乗待合室で出発を待つことにしました。

5/7につづく

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