2007/05/07

5/7 搭乗、チャンギ乗り継ぎ、帰国

搭乗待合室の喧騒、歩いてタラップへ、機内食
わたしたちが乗るシンガポール航空(SQ)451便の定刻は23:15。
搭乗開始予定は22:45です。
少し早いのですが、22:00には搭乗待合室に下りていきました。

ほぼ同じ時間帯のマカオ行きに乗るとおぼしき人達がいて、結構混んでいます。
カップルは人目もはばからずイチャイチャしているものの静かなのですが、家族連れはとにかくやかましい。
特に父親とおぼしき男性が大声で喋っています。
小さな子供が駆け回るのを、はやしながら追い掛け回しているのを見て、足を引っ掛けてやろうかと思うほどでした。

人種差別をするつもりはありませんが、中国人の公共マナーの悪さは目に余ります。

実際、彼らが待合室から出て行ってしまうと、途端に静かになりました。

ブルーシャーク2の希与子ちゃんの話では、ここ数年、日本からの観光客は少しづつですが確実に減っているそうです。
ダイバーはそうでもないのですが、新婚旅行や一般の観光客が落ち込んでいるとか。
代わりに増えているのが韓国、中国、台湾、インドからの観光客。
乗り入れる航空会社が増えたことが主な理由ですが、国の繁栄というか勢いを如実に現しているようです。

さて、定刻どおり22:45にSQ451便の搭乗のアナウンスがありました。

ボーディング・パスを係員に提示してドアをくぐると目の前は滑走路です。
着いたときはたった数十mをバスで移動しましたが、今回は昔どおりタラップまで歩いて行きます。

ここに来るとお約束の写真をつい撮ってしまいます。

機体は来たときと同じB777-200です。
エコノミー席は満席。空いている座席はひとつもありません。
ゴールデン・ウィークが終わっているので、日本人の姿はほとんど見かけません。
席をリクエストしなかったら、最後尾でした。

定刻どおり23:15に機体が動き始めます。
水平飛行に移ってすぐに食事が配られました。
SQで毎回びっくりさせられるのは、帰りの便でも機内食がおいしいこと。
当然、マーレで積み込んでいる筈ですが、日本やシンガポールで作っているものと味が変わりません。
昔のエアランカ航空(現スリランカ航空)だと、日本出発便の機内食とコロンボ出発便の機内食では、お米やパンの味が全く違っていました。

マンティリ滞在中は毎晩21:00過ぎに寝ていた(つまり、時差ボケが直らなかった)ので、食事を済ませると早々に爆睡してしまいました。

チャンギ空港で通算4回目のトランジット
チャンギ到着は6:40。定刻より20分早く着きました。
時差が3時間ですから、約4時間のフライトでした。
このあと、成田行きSQ12便の出発時刻9:45まで3時間を過ごさねばなりません。

ショッピング・モールを回って時間を潰しますが、特に買い物するつもりもないのですぐに飽きてしまいます。
ブランド品や化粧品に興味がないと、免税品店の魅力は半減です。
チョコレートもウィスキーも電化製品も日本より高いし・・・
いつから、日本は物価がこんなに安くなってしまったんでしょう。

結局、3階のラーメン・ショップで朝ごはん。
茹で過ぎ、味付け薄過ぎのダブルパンチで滅入ってしまいました。
中国人のおばさんウエイトレスの愛想がとてもよかったのが救いです。

まだ早いと知りつつ、9:00には搭乗ゲートの待合室前に行ってしまいました。
すでにかなりの人がいます。こちらもかなり混んでいるようです。
ガラス張りの待合室に入るのにセキュリティ・チェックを受け、ボーディング・パスとパスポートを見せなければなりません。
このあたりは、成田より厳しく管理されています。

15分遅れて9:30から搭乗開始。でも、定刻どおり9:45に出発しました。

機内で上映している映画は、山田洋次の「武士の一分」とクリント・イーストウッドの「硫黄島からの手紙」ほか。
どちらも見たかったのですが睡魔には勝てず、7時間のフライト中「武士の一分」だけ見てきました。

成田到着、車が来ない、そして我が家へ
成田着陸は定刻3分遅れの17:38。
シンガポール航空のパイロットは着陸が上手です。

到着したゲートは一番端で、かなりの距離を歩かされました。
検疫、入国審査、荷物の受け取り、税関を抜け、ロビーに出たところで車を預けてある民間パーキングに連絡します。
車を届けてもらう場所を教えてもらい、肌寒い中を半袖姿で待っているのですが、約束の時間になっても一向に姿を見せません。

15分待って電話を入れると向かっているとのこと。蕎麦屋の出前じゃないっての。
さらに10分待ち、文句の電話を入れました。
結局、約束の時刻から40分遅れてやっと車が届きました。

このパーキングのマネージャーにも通告して了承を得ているので実名を公開します。

J2パーキング。

ここはもう二度と使いません。

今回の旅行でいちばん不愉快な思いを、まさかの成田で最後に味わう羽目になってしまいました。

結局、自宅到着は21:00近く。
海外から帰ると行ってしまう近所の寿司屋に、やっぱり行ってしまいました。

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