2007/05/05

5/5_2 昼食、アリビーチ・ベイル、出立の準備、夕食、日本人ゲスト

昼食
ここ何回か食事時にテーブルにいなかったMujeyが、みんなと一緒に食事をしました。
スパゲティと炒めご飯というちょっと妙な取り合わせですが、それぞれ美味しいので、それはそれでOKです。

昼食は12:30からでしたが、食べ終わっても船は移動を始めません。動き始めたのは13:30になってからです。
次のポイントまでそう遠くないのでしょう。

メニュー
トマト、コールスロー、スパゲティ・ミートソース、野菜入りサフラン・ライス、えびのあんかけ風、バニラ・アイスクリーム

3本目(#21):アリビーチ・ベイル(南アリ環礁)
船はいったん東に進路を取り、ディグラシュ・カンドゥから外洋に出ました。
昨日と同じルートでリーフ沿いに南下していきます。
昨日と違うのは、誰もジンベエザメを探していないこと。
それこそゲップが出るほど見ることができたので、必死さが全然ありません。

1時間足らずの移動のあと、停泊したのはディッドゥ・フィノール(ホワイトサンズ)とメドゥフィノールの間のアウトリーフでした。

Mujeyから、ここでジンベエザメ・サーチをやる、昨日と同じ段取りでリーフ沿いにドリフトすると説明がありました。

地図を見ても、アリビーチという地名が見当たりません。ベイルはディベヒ語で外側という意味ですから、このあたりをアリビーチというのでしょう。

わたしたち2人にとってのラスト・ダイブです。
スクーバを装着してのジンベエザメ遭遇はあまり期待していないので、できれば魚影の濃いポイントの方がよかったな、と思ってしまいました。
昨日のうちに希望をリクエストしておけばよかった、とちょっと後悔。

とはいえ、長いリーフに沿いつつ、レッジがぎりぎり見えるぐらいまで離れて中層をのんびりドリフトするのも、浮遊感覚が存分に味わえてモルディブらしくていいものです。

途中、イトマキエイが2回私たちを追い越していきました。

<ログ>En:14:31、Ex:15:32、Max D.14.9m。透明度:15~18m、風向:南西、水温:30℃、カレント:穏、SW→NE











出立の準備
エキジットすると、Mujeyが
「器材はスタッフが洗って干しておくので、そのままにしておいていい」と言ってくれました。
母船のアッパー・デッキに干しておくから、明日の朝取り込んでパッキングして欲しいとのこと。

あとで覗いてみると、ドーニに据え付けてある大きなポリバケツに浸けるだけでなく、レギのセカンドステージやBCのインフレーターにホースの水をかけて、かなり丁寧に洗ってくれています。

16:00に母船に戻りおやつを食べ終わった頃に、Mujeyから航路が変更になって南マーレに戻ったことを改めて詫びられました。
便箋を1枚ずつ渡され、感じたことを何でもいいから書き込んで欲しいと言います。
顧客満足度をきちんと調査・管理している姿勢に好感を持ちました。

さらに、Tipと書いた封筒を渡されました。チップはスタッフ全員で平等に分けるとのこと。
1日$10が目安ですが、切りのいいところで2人分で$100を入れて、あとでMujeyに渡しました。
少なかったかな?

以降の予定を確認すると、ミニバーの精算は今夜中に、それ以降はキャッシュで払って欲しいということです。
明日の出立は8:30。米人達が1本目を潜っている間に朝食を済ませておくこと。
朝食前に荷物を部屋の前に出しておくこと。重い荷物は全てスタッフが運んでくれる。
器材は、出立までにパッキングを済ませておくこと。
サン・アイランドで飛行艇のチェック・インをする。リコンファームは済んでいる。
サン・アイランドまでMujeyが送り、わたしたちが出発するまで見届けてくれる。
フルレでガイドが待っているので、マーレのホテルまで送ってもらってくれ。
そのあとのスケジュールはそのガイドと打ち合わせて欲しい。
ということでした。

あとは荷物をまとめるだけなので、カメラコーナーに置きっぱなしだった充電器を片付け、階下のキャビンでスーツケースに荷物を積めたあと、ダイニングに戻ってソファで少し横になりました。

夕食
19:00、私たちにとっては最後のディナーですが、スペシャル・メニューというわけでもなく、会話もいつも通りのたわいもない雑談でした。
いつもと少し違ったのは、2本目のワインを空けたことぐらいでしょうか。
Mujeyは、この日も同席しませんでした。

デザートのマンゴーの画像を撮っていなかったことに食べ終わってから気づいたので、皮だけの姿です。












メニュー
カシューナッツ入り炒めごはん、カレー、白身魚のソテー、鶏もも肉のロースト・エスニック風味、にんじんのグラッセ、マンゴー、キャベツ、りんごとオレンジのフルーツサラダ、赤ワイン

サンセット・クイーンから日本人ゲストが訪問
デザートも食べ終え、ワインを空けておしゃべりしていた20:00頃、Mujeyが姿を現し、ゲストを連れてきたと日本人女性2人を招き入れました。
すぐ隣に停泊しているSunset Queen号に夕食を食べに行き、マンティリに遊びに来るよう誘ったようです。
若い女性の姿を久しぶりに見て、米人4人の顔も輝いています。
Mujeyが新しいワインを開け、2人にアイスクリームを振舞います。
1人が英語を喋るので、途端に賑やかになりました。

続いて、男性2人女性1人も加わり、今度は日本語での情報交換が盛んに交わされます。
サンセット・クイーンの乗客はほとんど日本人で、日本人ガイドもいてかなり賑やかなツアーだったようです。
5月1日から今日までのクルーズで、明日船でフルレまで戻るそうです。

南アリには今日来たようで、ジンベエザメは尾びれだけしか見られず、マンタにも出会い損ねたそうです。
3頭見たうえ、ジャックナイフで潜るところを見たと伝えたら、ものすごく羨ましがられました。

米人たちに申し訳ないと思いつつ日本語で盛り上がっていると、それを察したのか、Mujeyがワインをもう1本空け、マンティリのプロモーション用CDを見ようと言ってくれました。

ファイル形式が対応していないのか備え付けのDVDプレーヤーでは再生できなかったので、メガネのジョンがノートPCを持ってきて、それで鑑賞しました。さすがアキバ系・・・ってこればっかり。
見終わると、MujeyがCDをみんなに配り、次は是非マンティリを利用するようにと盛んに営業しています。

無料のミネラルウォーター、毎昼食後のアイスクリーム、夕食時のワイン、ダイブ後のタオルなどのサービスはやはりサンセットクイーンにはないそうで、価格が高い分サービスも充実しているようです。

22:00になったのでお開きにしようということになり、Mujeyが彼らをディンギーで送っていきました。
ラストナイトにふさわしい、Mujeyの心遣いでした。

彼らの何人かとは、その後Mixiでのやり取りを経て東京でオフ会もやり、
伊豆にも一緒に潜りに行くことになります。

ミニバーでの精算を済ませ、お土産にTシャツとポロシャツを購入しました。
Tシャツは1枚$12、ポロシャツは1枚$15でした。

缶ビールは1本3$でしたが、支払いは$84!
ビール以外にウィスキーやジンも飲んだとはいえ、1晩あたり1人2本強。
セーブしてはいたのですが、Alcohol Specialistの面目躍如です。

ちょっと飲み足りなかったので、部屋に戻ってビールを1本ずつ開けてしまいました。

5/6につづく

5/5_1 英人が下船、クダラ・ティラ、朝食、クディマ・レック

起床、英人が早朝に下船
5:00に目が覚め、船尾のデッキに出てみると、床や手すりが濡れています。
昨夜はやはり雨が降ったようでした。
間もなく、旅支度を整えて英人がダイニングに上がってきました。
曇りがちの空が朝焼けで染まり始めた5:30、英人とMujeyがドーニに移り、別れの挨拶を交わします。
たった3日間だったし、名前も覚えられなかったけど、やっぱり別れというのはさみしいものです。
特に、船だと姿が見えなくなるまでの時間が長いので、余計拍車がかかります。
私たちも明日はこの船とお別れなんだ、今日がダイビング最終日だ、とちょっと感傷に浸ります。

と思ったら、ドーニが堤防にさえぎられて見えなくなった途端にみんなダイニングに戻って
普段どおりの会話が始まりました。

この日のおめざは、またコーンフレークでした。

6:15。ドーニの帰りを待たず、母船は移動を始めます。
どこで潜るか聞かされていないし、太陽も隠れているので、
どちらの方向に進んでいるのかは島を見て判断するしかありません。
どうやら、リーフづたいに北東方向に向かっているようです。

ドーニを見送る頃から降り始めた雨がやみ、西の空に二重の虹がでました。

7:20、母船はクダラに到着し、風下側のリーフに碇を下ろします。
30分後、ホリデイ・アイランドで英人を下ろしたドーニに乗ってMujeyが戻り、ブリーフィングが始まりました。

1本目(#19):クダラ・ティラ(南アリ環礁)
クダラは、1991年にオープンしたリゾート島の名前です。
この島からほぼ1km南東にある、ティラクダラ・ティラです。

-40m超の海底から-14mまでそそり立つ、やや細長い形をした根です。
リーフ・トップの幅は約80mあり、西側に2つの独立したピーク(小さな根)があります。
北側はえぐれたようになっていて、東側から南側にかけての-20mには、長いケーブがあります。














北西側の深場のスロープには、ムチヤギやウミウチワが群生していて
グレイリーフ・シャークやホワイトチップ・シャークがいます。

ケーブの中はソフト・コーラルが豊富で、魚影も濃く、モルディブでポピュラーな魚たちがほとんど揃っている印象です。
南側のスロープには黒サンゴが群生しており、リーフ・トップもサンゴで覆われていて、ヨスジフエダイ他リーフ・フィッシュが群れています。
リーフのほぼ中央の窪みには、体長1.5mほどのレオーパード・モーレイイールがいます。
このウツボが人懐っこくて、フォトジェニックです。
とにかく見所満載で、南アリで1、2を争う好ポイントです。











ただ、南東に2kmほど行ったところにディグラシュ・カンドゥと呼ばれる広いチャネルがあるので、
常に流れがあり、ドリフトしながらピンポイントで-14mにたどり着くスキルが必要です。

ティラに着いてしまえば、カレントの影になる場所を縫うように移動するので
流れはあまり感じませんが、リーフのトップでは強い流れにさらされます。

昨年11月に潜ったときよりも流れが強く、魚影も濃かったように感じました。

<ログ>En:8:15、Ex:9:04、Max D.25.2m。透明度:15m、風向:南西(強)、水温:29℃、カレント:中、W→E


朝食、移動
少し遅めの9:20から朝食が始まりました。
デザートに出てきたメロンがものすごくジューシーで、ちょっと贅沢な気分を味わえました。

メニュー
アップルジュース、フレンチ・トースト、トースト、オムレツ、チキンソーセージ、メロン、洋梨の缶詰

次のブリーフィングは11:00から、とホワイト・ボードには書いてあります。
曇り空で日焼けもできないので、ダイニングのソファで読書してると、10:00に母船が動き始めました。

クダラから4km北西にあるマチャフシ・アイランド・リゾートに着くと、島の北東に停泊します。

2本目(#20)クディマ・レック:(南アリ環礁)
1999年にマチャフシサブ・アクア・スポルトレイゼンが政府の許可を得て、日本の貨物船(1968年建造、全長58m)を島の南側のリーフに沈めました。(okoさんから画像と情報を提供していただきました。ありがとうございました。)
クディはディベヒ語で「小さい」、マアは「過ぎる」という意味があるようです。





ゆるやかに傾斜している海底の-28mに船底があり、スクリューは-32mほどにあります。
わずかに左舷側に傾いていますが、水平に近い形で沈んでいて、船首からはアンカー・チェーンが伸びています。
甲板は船主側で-20m、船尾側で-24mで、船尾寄りにあるブリッジは-16m前後になります。
マストが2本延びていて、先端は-12mです。

海底にはホワイトチップ・シャーク、アオヤガラやアカククリの群れがいます。沈船の周囲の中層にはマダラタルミやギンガメアジが群れています。

*上のポイント・マップの方位が南北逆になっていました。

沈船の沖側でエントリーして、リーフに向かって潜降していくと、
まず、ぼんやり左舷が浮かび上がり、続いて船の向こう側にリーフの斜面が見えてきます。

いったん船底近くまで潜降し、ゆっくり船尾方向へ移動していきました。
傾いた船底の奥に、2mを越えるおおきなホワイトチップ・シャークが2匹、ゆったりと泳ぎ回っています。
船尾側ではアカククリが大きな群れを作っていました。





このあたりで、グループは完全にばらけてしまいました。
それぞれ、自分が狙った被写体をじっくり時間をかけておさえています。
無減圧限界を気にしながらリーフ側(右舷側)にまわり、徐々に深度を浅めにとりながら船首側に進んで行きます。
船尾から船首に向けて穏やかなカレントがあり、船首に向かうときは流れに乗っていけるのでとても楽です。



アンカーロープに沿って甲板に上がり、船尾方向へ移動していくと、アジの仲間の一団が通り過ぎていきました。
甲板上にはそれほど魚は群れていません。サンゴやソフト・コーラルも、まだあまりついていません。
















ブリッジの中は小魚がびっしり群れていて、ライトを向けると銀色に光ります。
潜降開始後(以下同)30分を過ぎ、-20mでも無減圧限界まで7分を切ったので、マストについているマクロ系を探しながらゆっくり浮上していくと、他のメンバーも徐々に集まってきます。

打ち合わせたわけでもないのに、38分頃には全員がマストのてっぺんに集合したので、Mujeyの合図に合わせてカレントに乗りながら水面を目指しました。

のんびり自由にバディ・ダイビングが楽しめた、いい1本でした。

<ログ>En:11:28、Ex:12:11、Max D.30.0m。透明度:18m、風向:南西、水温:29℃、カレント:穏、E→W

つづく

2007/05/04

5/4_2 ついにジンベエ遭遇、おやつ、ホリ・ギリ、夕食

ついにジンベエ遭遇、3頭見た!
ミギリ・ゴーニを潜り終えたあと、母船に戻らずそのままジンベエザメを探します。
サン・アイランドとホリデイ・アイランドの外洋側を、母船とドーニはリーフに沿ってゆっくり移動します。
14:30から探し始めて30分ほど経ったとき、ドーニの屋根にいたクルーが大声で方向を指示しました。
同時にドーニのスピードが上がります。
Mujeyが大声でマスクとフィンを装着するよう指示したかと思ったら、
みんなの準備が整うのもそこそこに、ついてきてと声をかけるなり水面に飛び出していきました。

どっちにジンベエザメがいるのか把握できないまま、とりあえずMujeyが泳いでいく方向を目指します。
透明度は12m前後、水面に顔を上げて確かめないと、先を泳いでいるMujeyの姿は見えません。
7、80mも泳いだ頃、前方を左から右に泳いでいくMujeyと米人が目に入りました。

目を凝らすと、その向こうにジンベエザメが見えてきます。
追いかけている米人の身長と比べると、体長は6.5mから7mくらいでしょうか。

動きはゆったりしているのですが、かなり必死に追いかけないとついていけません。
そのまま振り切られてしまいました。




水面で呼吸を整えていると、ドーニ・クルーが大きな声を出しながら一点を指差しています。
別の1頭を見つけたようです。

そちらへ泳いでいくと、真っ直ぐ泳いでくるジンベエザメが目に入りました。
よける気配もなく、コバンザメを従え、私に向かって正面から突っ込んできます。
カメラを構えシャッターを切り、慌てて脇へよけましたが、フィンがジンベエザメの頭に触れてしまいました。


そのまま並行して泳ぎ、何度かシャッターを切りました。
1頭目より動きがゆっくりなので、並走して泳ぐのもそれほど苦になりません。

サメの下に潜り込んで下から見上げると生殖器が出ていないので、メスのようです。
メガネのジョンのレクチャーが役に立ちました。

そのジンベエザメはリーフ・レッジまで斜めに進むと、そのまま深場へ姿を消していきました。

姿が見えなくなったので、みんな三々五々ドーニに戻ってきます。
全員を拾い終え、ドーニはマーミギリに向け移動を始めました。
10分程たったとき、斜め後方に別の1頭がいるのをMujeyとわたしが同時に見つけました。

すぐにUターンし、充分近づいてからエントリーします。
3頭目は前の2頭と比べると、やや小ぶりです。
泳ぎもさらにゆっくりで、かなり長い時間並走することができました。

ドーニに最後に戻ってきたアケちゃん(嫁)とMujeyとマイケルの3人は、ジンベエザメが体をひねってお腹を上に向けたあと、ヘッドファーストで垂直に潜っていくのを見たそうです。




おやつ
16:00前に、マーミギリ・カンドゥの入り口あたりで待っていた母船に乗り移りました。
部屋でシャワーを浴び、おやつを食べていると母船がゆっくり移動しています。
この日のおやつは、カレー粉にまぶしたツナを揚げたものとクラッカーです。
母船はマーミギリの堤防の中に入ると投錨しました。今夜はここに停泊するようです。




マーミギリでは飛行場を建設中だそうで、リーフの堤防工事と滑走路の埋立工事が同時に進んでいます。
ジェティのすぐ前にグランドがあり、子供たちがサッカーをしていました。






4本目(#18):ホリ・ギリ(アリ環礁)
もう1本潜ろうということになり、17:20からブリーフィングが始まりました。
次に潜るポイントは、ホリデイ・アイランドの内側のリーフです。

リーフの角からエントリーし、リーフを右に見ながら東へ向けてコースをとります。
コーナー付近は魚影が濃く、クマザサハナムロ、イエローバック・フュージラー、ハナダイ、スズメダイなどが、これでもかと群れていました。
それほど大きな群れではありませんでしたが、バラクーダにも2回出会いました。
水深6mあたりのリーフはサンゴが豊富で、久々に大きなテーブルサンゴを見ることができました。
日の入りをはさんでのダイビングだったので、後半15分はナイト・ダイビングになるトワイライト・ダイブになりました。



安全停止をしているときにゆっくり沖に流されたので、表層では引き潮の影響があったようですが、レッジにいるときには気づかない程度の流れでした。

<ログ>En:17:42、Ex:18:23。Max D.17.5m、透明度:12m、風向:南西、水温:30℃、カレント:穏



夕食、魚の丸焼きがでてきた
ナイト・ダイビングよりは早くエキジットできたので、いつもより早く19:05にはディナーが始まりました。

丸ごとオーブンで焼いた魚が見事です。
白身がしまっていて、ガーリック・バターの風味もよく、すごく美味しかったのに他の人達はあまり手をつけません。

意外にもジンベエザメの話題は出ず、DEMAショー(アメリカで行われるダイビングの見本市)や、レンズに残圧が表示される最新式のマスクなど、器材に関する話で盛り上がりました。

メニュー
ガーリック風味のハタ(たぶん)のオーブン焼き、ビーフと野菜の甘酢炒め、フィッシュ・カレー、ライス、レタスのドレッシング和え、カリフラワー、ジャーマンポテト、赤ワイン、チョコレートケーキ











20:00過ぎ、水平線に稲光が見えました。風が少し冷たくなっています。今夜は天気が崩れそうです。
と思いつつ、21:00には、寝ついてしまいました。

5/5につづく

5/4_1 ファイブ・ロック、朝食、ディッドゥ・アウトリーフ、昼食、ミギリ・ゴーニ

起床、おめざ
目が覚めたのは5:00、まだまだ真っ暗です。
ダイニングのソファには、ゆうべおしゃれして出かけていったスタッフが3人、そのままの衣装で寝ていました。
彼らを起こさないよう、足音を忍ばせて後部デッキへ出ます。

ぶら下がっているバナナが、だいぶ減っています。
わたしたちはそれほど食べていないので、スタッフ達が食べているのでしょう。

6:00きっかりにおめざの準備が整います。今朝はコーン・フレークでした。
メガネのジョンが、ジンベエザメはいつ見られるのか、と何度目かの質問をMujeyに投げています。

1本目(#15):ファイブ・ロック(ダンゲッティ・ティラ)(南アリ環礁)
ダンゲッティから南に長く伸びるリーフが途切れるところが、ディグラシュ・カンドゥというチャネルです。
この幅広いチャネルには、いくつかのティラ(深めの隠れ根)が点在しています。

その中で最も北寄りに位置するのがファイブ・ロック(またの名をダンゲッティ・ティラ)です。
-50mほどの海底から立ち上がる楕円形のティラで、その名の通り5つの根が立ち上がっていて、トップは-12m、直径は約100mあります。
北側には大きなケーブもあり、地形的に非常に面白いポイントです。
ウミウチワ、ムチヤギ、ソフトコーラルが豊富で、魚影も濃いので、潜っていて飽きません。

50mほど離れた北側には、もうひとつ大きなティラがあります。
流れが穏やかなら、大きいティラから移動してくるルートをとるのが一般的ですが、
流れが早いときは、ピンポイントで潜降してティラの周囲を一周したり、根の間を縫うようにします。

この日は、ティラの南東でエントリーします。
カレントに乗りながら速い速度で潜降していき、姿を現してきたティラに取り付きました。
まず、東からレッジを左に見ながら北にまわり、ケーブに入ります。
ケーブ沿いに西側まで行ってから、流れを避けて細い水路にはいってティラを横切り、今度はレッジを右に見ながら南側を半周してケーブに戻りました。

後半、浅場に行くためにティラの上にあがった時には、岩に指を引っ掛けて吹き流し状態になるほどのカレントでした。
みんなでゆっくり下流に向けて移動し、最後は全員一緒に浮上しました。
浮上中、足元に隣のティラが見えてきて、その上を通過する形で中層をドリフトし、安全停止のあと水面に浮上しました。

朝、母船から出かける時はダンゲッティから20分かけてポイントまで移動してきましたが、
エキジットを終えると、近くまで母船が迎えに来ていました。

朝食が済む頃にはアウトリーフに出てジンベエザメの出没エリアに入るよ、と言われました。
いつでも水に飛び込めるように、マスク・フィン・スノーケルを持って母船に戻ります。

<ログ>En:7:12、Ex:7:54。Max D:26.2m、透明度12~15m、風向:南西、水温:28℃、カレント:速、SE→NW。

朝食
1本目のドーニでの移動が長かったので、いつもより少し遅い8:15から朝食がスタートしました。

朝食中に母船が移動を始め、食事が済む頃にはアウトリーフに出ました。
アリ・アトール南東に横たわる長いリーフの外側を、母船はドーニを従えながら環礁南端に向けてゆっくり進んで行きます。
ホワイトサンズ・リゾートを裏側(?)から眺めました。

Mujeyともう一人のクルーが、アッパーデッキで目を凝らしてジンベエザメを探しています。

メニュー
パイナップル・ジュース、目玉焼き、ソーセージ、トースト、りんご、ピーチ缶、すいか

2本目(#16):ディッドゥ・アウトリーフ(ジンベエ・サーチ)(南アリ環礁)
ジンベエザメに遭遇できないまま、10:00に母船はアリヤドゥという島のかげに停泊しました。
この島は、アリ南端のチャネルの真ん中にあります。
この島の両脇には曲線を描いて長く伸びるリーフが続き、それぞれのリーフに島が点在し、リゾートがいくつか集中しています。

アリヤドゥ・カンドゥを挟んだ東側のリーフには、クダドゥディッドゥがあり、その先にホワイト・サンズ(ディッドゥ・フィノール)があります。
マーミギリ・カンドゥの西から弓状に伸びるリーフには、マーミギリに続き、ホリデイ・アイランド(ディッフシ)とサン・アイランド(ナラ・グーライドゥ)があります。

ダイビングは、ドーニでアリヤドゥ・カンドゥを渡ってディッドゥの外側でエントリー、南下してコーナーまで行くプランです。

待ちに待ったポイントということで、みんな興奮しています。

リーフ・レッジ沿いにジンベエを探しながらコーナーまでいく予定でしたが、
カレントがアゲインストだったのでコーナーまで辿り着けず、途中で浮上しました。

いろいろ見たような気もするのですが、ずっときょろきょろジンベエを探していたので、はっきりした記憶がありません。
残念ながら、ジンベエには会えませんでした。

<ログ>En:10:34、Ex:11:32。Max D.15.2m、透明度:10~15m、風向:南西(強)、水温:30℃、カレント:穏、W→E

昼食
少し早めの11:45には支度が整いました。
今日も、メニューはアメリカンです。
ホット・ドッグにはチキンと野菜(トマト、レタス、きゅうり)が挟んであり、サザンアイランド・ドレッシングがかかっていました。
お約束のように、フライド・ポテトがつきます。
もちろん、カレーも出てきました。



食べている最中の話題は、やはりジンベエに集中します。
Mujeyは、期待を持たせ過ぎて遭遇できなかったときが怖いのか、
「このエリアでは1年中見られるけれど、100%というわけじゃない。運が大きく左右する」と盛んに予防線を張っています。

メニュー
トマトときゅうりのドレッシング和え、コールスロー、ヌードル・スープ、カレー、ライス、ホットドッグ、ポテト・シューストリング、チョコレート・アイスクリーム

3本目(#17):ミギリ・ゴーニ(ジンベエ・サーチ)(南アリ環礁)
ここでのジンベエ・ウォッチングは、スクーバよりスノーケリングの方が遭遇できるチャンスが高いようです。
アリ・アトール南端の長いリーフに沿ってドーニやサファリボートでゆっくり移動しながら、
ジンベエザメの尾びれが水面に姿を現すのを探し、見つけたら泳いで近づく…という方法が一般的です。

昼食後も、船上から尾びれを探すものと勝手に思い込んでのんびり構えていたのですが、
食休みもそこそこに、12:30にブリーフィングが始まりました。

どうやらスノーケリングとスクーバの二股かけて、あらかじめドーニに乗り込んでいよう、ということのようです。
潜水パターンはさっきと同じね、とブリーフィングは1分足らずで終わり、マスク・フィン・スノーケルを抱えてドーニに乗り換えました。

マーミギリから、ホリデイ・アイランドサン・アイランド、その先のフェンフシまでの約4kmを、無線と携帯電話で母船と連絡を取り合いながら往復します。
その間、クルー達はそれぞれの船の屋根にのぼって、リーフのレッジあたりに目を凝らし続けます。

リゾートから来ているダイビング・ドーニや、スノーケリング・トリップのドーニも何艘か来ていました。
彼らもリーフ沿いをゆっくり往復しています。

13:30になり、2往復してマーミギリのアウト・リーフに戻ってきたとき、Mujeyがここで潜ると言い出したので、あわててウエットを着てタンクを背負います。

ほぼ東西に真っ直ぐなアウト・リーフで、穏やかなアウトカレントがありました。
レッジからやや離れた中層を、横一列に並んでレッジを左に見ながら西から東へ流していきます。


わたしのデジカメはバッテリーがすぐに上がってしまうので、ジンベエ遭遇に備えてほとんど電源をいれませんでした。


40分を過ぎた頃から無減圧限界が5分を切ったので、深度を浅めにとってリーフでのマクロ系探しに切り替えました。
左の画像は、Mujeyが、エビをみんなに見せているところです。


<ログ>En:13:35、Ex:14:30。透明度12m、風向:南西(強)、水温:29℃、カレント:穏、In→Out

つづく

2007/05/03

5/3_2 アリ環礁へ、ダンゲッティ・ファル(ナイト・ダイブ)、夕食

アリ・アトール(環礁)へ
12:30、いよいよアリ・アトールへの移動がスタートしました。

やっとジンベエに会える、ということで、米人たちは上機嫌です。

太陽を10時の方向に見て、南西に進路を取っています。
風がほぼ正面から強く吹いているので、外洋はうねりが結構あります。

今までダイニング・テーブルの上に置きっぱなしになっていた、 調味料の瓶が片付けられました。
お湯のポットやカップ類も、いったん引っ込められてしまいました。
わたしたちも、カメラ置き場のカメラや充電器を床に下ろし、キャビンの棚に置いてあったスーツケースもベッドの上に下ろして、揺れに備えます。

室内にいると酔ってしまいそうな気がしたので、二人してアッパー・デッキに上がり、昼寝をします。
アケちゃん(嫁)は日陰に、わたしは日向にデッキ・チェアを出し、横になります。
結局、13:00過ぎから、島影が見え始める16:00頃まで、3時間ほどアッパー・デッキで過ごしました。

アリ環礁のラグーンに入ったのは17:20頃。

揺れが収まると、すぐおやつでした。
ひなたにいて、かなり汗をかいたので、日本から持ってきたアケちゃん(嫁)お手製の梅干しをほおばりました。

みんな梅干しに興味をもつのですが、口にしようとはしませんでした。

母船は、ラグーン内をしばらく移動し、ダンゲッティのそばに停泊して、追い越したドーニの到着を待ちます。

ダンゲッティは、漁民の島ですが、近隣のリゾートに勤める人も多く、また、リゾートからのエクスカーションを受け入れている島です。

前回(06年11月)のサファリではこの島に上陸し、お土産を買ったり散歩をしましたが、今回は停泊しただけで、上陸はしませんでした。

3本目(#14):ダンゲッティ・ファル(ナイト・ダイブ)(南アリ環礁)
母船の右舷にドーニがついた直後から、ブリーフィングが始まりました。
移動時間が長かったので、3本目はナイト・ダイビングになりました。

ブリーフィングを終えてドーニに乗り込むときはまだ薄暮だったのですが、
ポイントに着いた頃にはすっかり日が落ちて、あたりは真っ暗でした。
十六夜の月も雲に隠れています。

ダンゲッティの外洋側のリーフでエントリー、レッジをゆっくりとドリフトします。
Barred Moray Eal、ゴースト・パイプ・フィッシュ、ハリセンボン、エビなどを見て、予定通り45分でエキジットしました。

<ログ>En:18:35、Ex:19:20。Max D.15.3m、透明度:15m、風向:南西、水温:29℃。カレント:穏、S→N











夕食
いつものようにテーブルにお皿が並び、順番に取り分けているときに、太っちょジョンの思い違いで、また盛り上がってしまいました。

前回は、お刺身が何の魚かだったのですが、今回は肉がチキンかポークかが主題でした。





甘酢あんかけのチキンを指差して、何の肉かと聞いたのが発端だったのですが、ジョンが、一口食べて、これはポークに違いないと言い出したのです。
他のみんなは全員、これはチキンだと正したのですが、太っちょジョンはどうしても納得しません。
そこで、トム・ハンクス似のマイケルが、スチュワードのAliに肉の種類を聞くと、やはりチキンとの返事。




ジョンもやっと納得したようですが、今度は
「宗教上の理由で、インド人は豚肉を食べないんだ」と言い出しました。
米人3人は、「へえ、そうなんだ」と感心しています。
英人とわたしが、
「インド人が食べないのはビーフで、豚肉を食べないのはムスリムです。
モルディブ人もムスリムだから豚肉を食べないですよ」
と控えめに訂正しても、意見を聞こうとしてくれず、そんなのどっちでもいい、
とかわされたまま、話はガラパゴスでのダイビングに移ってしまいました。

うーむ、思い込んだら恐るべし、太っちょジョン。
ていうか、米人って自国以外のことについて関心が薄いみたいです。

メニュー
チキンの甘酢あんかけ酢豚風、白身魚香味ソース焼き、ポテトの香草炒め、インゲンの塩茹で、トマト・スライス、レタス、ライス、メロン、ロゼワイン




食事も終わり、まったりとおしゃべりをしていた21:00頃、
たまたま後部デッキへタバコを吸いに出たら、
きちんと靴を履き、オーデコロンの香りをプンプン漂わせているスタッフ4人が、いそいそとディンギーに乗り込み、ダンゲッティに出かけていきました。

何しに行ったんだろうなあ、どんな息抜きができるんだろう?
気になりつつも、ほろ酔いのわたしは21:30にベッドに向かいました。

5/4につづく