2007/05/01

5/1_2 昼食(カレーのレシピ)、フォッテヨ、夕食

昼食、ハンバーガー
この日の昼食はアメリカンでした。
米人たちは歓声を上げて喜んでいます。

最近、ハンバーガーはモルのリゾートでも珍しいものじゃなくなったようですが、わたしたちは初体験。

前回のサファリではお目にかかれなかったので、食事のグレードの差をちょっと感じました。










カレーは毎食出てきます(朝食を除く)。
食事の準備をしているときのギャレーを見てると、カレーは大きな寸胴でかなりの量を作っていたので、
多分スタッフの食事も兼ねているんでしょう。

モルディブ・カレーのレシピは、難しくありません。
  1. ガーリックと玉ねぎのみじん切りをよーく炒める。
  2. カレー・パウダー、香辛料(クミン、ターメリック、あとはその時に応じてレモン・グラスやクローブなど)を適当に足す。
  3. 魚(または肉)を投入して色がつくまで炒める。
  4. 水とココナツ・ミルクをドバっと入れてしばらく放置。(たぶん、外国人向けに水を足してるんだと思う)
  5. 煮立ったら、トマト・ペーストを加える。
  6. 時々かき混ぜる。
  7. 塩で味を整える。以上
カレー・パウダーは、フルレ空港のお土産屋さんに売ってます。
マーレのスーパーやローカル・アイランドの食料品店だと、もっと安く買えます。
地元価格だと200gでRf18(¥180)です。これで、4、50杯分あります。
メニュー
マッシュルームとセロリのクリームスープ、キャベツとニンジンのコールスロー、レタスのドレッシング和え、フレンチフライ、ハンバーガー、フィッシュ・カレー、ライス、バニラアイス

3本目(#9):フォッテヨ(フェリドゥ)
ランチが済むと、リーフの外洋沿いに東へ向けて母船が移動を始めました。
しばらくすると、フィノール(ヤシの木が全くないか、少しだけ生えている比較的小さな島)が見えてきます。
これがフォッテヨです。人が住んでいる島です。

手前のカンドゥ(チャネル)に入り、フォッテヨのリーフに船を止め、途中で追い越したドーニの到着を待ちます。

14:00少し前にみんなが揃ったので、ブリーフィングが始まりました。
この頃になると、ブリーフィングはポイント・マップを書いて説明するだけなので、10分もかかりません。
この時、ナイト・ダイブをするかどうかのリクエストを取ったところ、米人4人はすかさず手を挙げていました。
わたしとアケちゃんは、アルコホール・スペシャルティ(?)認定ダイバーなので、日没後はビールを選択します。

北に面したアウト・リーフのチャネル西側からエントリーしました。
チャネルを横切るようにリーフを右に見て東へドリフトします。
チャネルとはいっても15mほどの深さしかありません。
そこからドロップ・オフになり、-24m以深にいくつものケーブが層をつくっています。

中には、くぐり抜けられるものや、かなり奥が深いものもあり、
おおきなクエがいたり、トガリエビスが逆立ちしながら泳いでいます。


ソフト・コーラルがとても豊かで、独特の景観です。

見所は-24m以深なので、今日3本目とは言え、深めのダイビングになりました。
アケちゃん以外は、皆カメラやビデオを持っているので、ここでもバディ単位でかなりバラけます。




それでも、各自がダイコンの指示に従ってきちんと徐々に浅場に移動するので、終盤に近づくとまたひとかたまりに集合するのはさすがです。
チャネルの西側コーナーで、ギンガメアジの群れに遭遇しました。

<ログ>En:14:18、Ex:15:10。Max D.29.8m、透明度15m、風向:南西、水温:30℃、カレント:穏、SW→NE。



おやつ、DVD鑑賞、日没
おやつにホット・サンドイッチがでてきました。
具はツナでした。
かなり辛めの味付けで、モルの典型的な軽食バジヤ(インドのサモサに似た、小麦粉をこねて伸ばした皮で芋とツナの具を包んだ三角形の揚げ物。)に味がそっくりです。
ココナツ・ジュースとバナナもあります。

ナイト・ダイブは18:00からの予定なので、まだ2時間以上暇があります。

わたしはログと日記をつけるために、母船に置いてある「楽園モルディブ」や「Dive Maldives」や魚図鑑を見ていたのですが、
米人たちは暇を持て余しているのか、棚に並んでいる映画のDVDを見ようと言い出しました。
ところが、備え付けのAVシステムの接続が間違っているらしく、音は出るのに絵が出ません。

あれこれつまみをいじっても直らないので、みんなあきらめて他の事をやり始めたのに、
メガネのジョンだけ、一人であちこちいじり回しているうちに直してしまいました。
iPodやノートPC、モバイル端末などをごっそり持ち込んで来ているだけあります。

日本未公開の米アクション映画は、中国語字幕付きでした。

クライマックス直前で時間になったので、DVDを止めブリーフィングが始まりました。

みんなが出かけてしまうと、やることがなくなってしまいます。
ビールを飲みながら夕焼けを眺めていると、ディンギーが大きなかじきを積んで帰ってきました。
いつの間にか釣りに出ていたようです。
なたのような包丁で、みるみるうちに解体していきます。



夕食。この刺身、何て魚?
食卓にカジキの刺身が並びました。
米人も、スシを食べ慣れてるのか、刺身に抵抗はないようです。

「このSASHIMIの魚は何だ?」
という何気ない質問が、大議論になってしまいました。
わたしたち2人以外はカジキの姿を見ていなかったので、
最初、米人たちは、これはWahoo(カマスサワラ)だろう、と言い合っています。
サワラは白身だから、こんなマグロの赤身みたいな色のわけないのに…

(日本に帰ってから調べたのですが、アメリカではゲーム・フィッシングで人気がすごく高い魚らしく、
きっと彼らにも馴染みがあったのでしょう。)

わたしが、Marine(カジキ)だ、と言っても最初は信じてもらえず、
インド洋にはカジキはいないだろう、とか、
きっとYellowfin Tuna(キハダマグロ)だ、いやBluefin Tuna(ミナミマグロ)に違いない、と言い始めます。

じゃあ証拠を見せよう、と解体しているところを撮ったデジカメ画像を見せても、
"It must be a Sailfish!(これは、バショウカジキだ)”
と言い張ります。

普段スーパーマーケットで魚を見慣れている我々と、肉食文化の彼らとの違いを感じさせられました。

ていうか、会話を聞いていて薄々感じてはいたんですが、
米人って自分のことを喋るばかりで、会話のキャッチボールにならないことが時々あります。
時々、自慢大会みたいに聞こえてくることがあるんですよね。

メニュー
スパゲティ・ペペロンチーノ、タンドリー・チキン、チャーハン、ニンジンのグラッセ、レタス、カジキの刺身、魚の甘酢あんかけ、パイナップル、白ワイン。(夕食の写真撮り忘れました。画像ありません)

夕食後。日本人が途中乗船?
アキバ系&ジンベエ・フリークのメガネのジョンが、ガラパゴスで撮ったというジンベエザメの画像をiPodで見せてくれました(というか、話の流れで見せてもらわないわけにいかなくなった)。
20枚以上あって、これが、かなり上手でキレイ。うーむ、侮りがたし、建築家。

Mujeyの携帯が鳴り、しばらく話してから切ると、少しだけ不機嫌な口調で
「予定が変更になった。明日の午前中に南マーレに戻って日本人を2人ピックアップする」
と言い出しました。
「女性か?若いのか?2人だけか?」
と、みんな色めきたって、口々にMujeyに質問します。Mujeyは、
「細かいことは何も聞かされていない。スケジュールを変更して、明日の朝もう一度フォッテヨで潜って、南マーレのリゾートで2人をピックアップしてからアリ環礁に向かう。」
と答えます。
すかさず、メガネのジョンが、
「明日はいよいよジンベエ・ウォッチングができるのか?」
と突っ込むので、Mujeyは、
「日程はたっぷり残っているから、心配しなくても大丈夫。明日の夕方にアリ南端に行くから、明後日は、見つかるまでジンベエ・サーチをする予定だ。
皆が望めば、見たかどうかに関係なく、もう1日同じポイントでジンベエ・サーチしても構わない」
と答えます。さらに、
「この船は、みんながチャーターしているのだから、ダイビングに関する要望だけでなく、ローカル・アイランドへの訪問から船での生活全般に至るまで、みんなの意見や希望は最大限かなえたい。だから、何でも言って欲しい。」
と言っていました。

でも、メガネのジョンは、明日もおあずけになったことに落胆しているようでした。

若い女性が加わって、明日から少しは華やいでくれるのでしょうか?
と楽しみにしながら、21:30に就寝しました。

5/2につづく

5/1_1 ミヤル・カンドゥ、朝食、釣り、イルカ、ゴールデン・ウォール

起床、おめざ
目覚めたのは4:30でした。昨日より30分だけ時差ボケ解消です。
今朝も、ダイニングのソファでヒゲのジョンが寝てます。

例によって後部デッキで本を読んでるうちに6:00前になり、Aliがテーブルにカップとコーヒー・ポットを持ってきてくれたので、テーブルに移動しました。
今日のおめざはオートミールでした。

ひとしきり、オートミールは美味いか不味いかみんなで談義しました。

1本目(#7):ミヤル・カンドゥ(フェリドゥ)
ブリーフィングは、予定どおり6:30ちょうどに始まりました。
ミヤル・カンドゥは、アリマタの北側のリーフです。

母船はアリマタの南側に停泊していたので、ドーニで外洋へでて島を回り込むように10分ほど北に向けて走ります。

コーナーの-33mにケーブがあり、その周辺でグレイリーフ・シャークを見ることができます。
チャネルの中は、ホワイトチップ・シャークやブラックチップ・シャークがいます。
欧米人はサメ好きが多いので、米人たちはこのブリーフィングを聞いて大喜びでした。

エントリーは、コーナーよりさらに北側に100mほど行った場所からでした。

ドリフトと聞いていたのに、入ってみるとゆるやかなアゲインストです。
あれま、と思いつつコーナーまでヒイコラ進むと、ギンガメアジの群れ、イソマグロ3本に会い、もちろんグレイリーフ・シャークも深場にいたし、ナポレオンも大小3匹見ることができました。

やっぱり流れてるときのチャネルのコーナーは魚影が濃いなあ、と改めて認識しました。

さあ、コーナーでひととおりいい思いをしたから、流れに乗って引き返すのかな、と思ってたら(きっと全員がそう思ってた)、Mujeyはそのまま真っ直ぐチャネルを横切るルートをとります。

「こっちはみんな中高年だし運動不足だから、毎日潜ってるアンタとは体力違うんじゃあ」
と思いながら、中層をヒイコラいいながらみんなで必死についていくと、
向こうからバラクーダのでかい群れが・・・

やっとの思いで南側コーナーにたどり着いたら、エアは70切ってました。
チャネルの幅はせいぜい100mくらいだったんですが…。

南側コーナーは流れもなく、穏やかな雰囲気で、浅場ではクマザサハナムロやキンギョハナダイ、ムスジコショウダイなどがゴチャっといる、わたしの好きなモルディブそのものでした。

ドーニにエキジットすると、みんなしんどかったと口にしてましたが、大物に恵まれたこともあり、誰もMujeyに面と向かって文句を言う人はいませんでした。

アケちゃん(嫁)は、起きたときから風邪気味だと言って、このダイブをパスしましたが、正解だったかも。
彼女の脚力では、相当しんどかったでしょう。

<ログ>En:6:54、Ex:7:38。Max.D:31m、透明度21m、風向:西南西、水温:29℃、カレント:穏、S→N

朝食
みんながシャワーから戻ったのは8:00前。
ドーニは次のポイントに向かって一足先に母船を離れていきました。

みんな機嫌が直って、グレイリーフ・シャークを上手にビデオに撮れたとか、ナポレオンを撮ったとか、話がはずんでいました。


メニュー
アップル・ジュース、オムレツ、トースト、ライ麦パン、チキンハム、ピーチ缶、パイナップル、りんご










釣り
船はラグーンを離れ、外洋をまっすぐ南東に向けて移動します。
ショート・ブーツでいえば、すねから足の甲へ向けて外洋をショート・カットする格好です。

スタッフたちが釣り糸を持ってきて、船尾から流し始めました。
釣り針にはエサはつけません。
ピンク色のビニール紐を短く束ねて、釣り針を隠すようにテグスにつけるだけです。


釣竿も使いません。
糸を指に巻いて当たりを確かめます。
こんなシンプルな方法でも、スマガツオやサワラ、運がいいとシイラやカジキまでかかるのです。
とはいえ、大物がかかっても針と糸が耐えられず、すぐバレてしまいますが…。

ダイビング・ガイドをしていた頃のことですが、ポイントからリゾートへの帰り道でも、よく同じように釣り糸を流していました。
スマガツオが釣れると、ドーニ・クルーがその場でさばいてエンジンの上で炙ってくれるので、リゾートのゲストと舌鼓を打ったものです。


この日は30分足らずで仕舞ったので、何もかかりませんでした。
画像は、冷凍していた魚を水に浸けて解凍しているところです。

しばらくすると、外でスタッフが
「コーマス!ドルフィン!イルカ!」と三ヶ国語で叫び始めました。
コーマスはディベヒ語でイルカのことです)
慌てて指差す方を見ると、5・6頭のバンドウイルカが間近にいます。



5分ほどジャンプや宙返りを見せてくれると行ってしまいました。

画像は、船の下を潜り抜けた直後のものです。
水面のすぐ下にいるんですが、わかりにくいですね。






2本目(#8):ゴールデン・ウォール(フェリドゥ)
2時間弱走り続け、フェリドゥ・アトール(環礁)のメイン・アイランド、フェリドゥを越え、カシャバル・ファルと呼ばれる大きなリーフに到着しました。

このリーフの東側コーナーが、ゴールデン・ウォールキャラヴァラ・ボドゥ)です。

チャネルの内壁は40mまで垂直なショート・ドロップオフで、
コーナーはスロープ状になっています。
コーナーには、小さな根が点在し、リーフ・フィッシュが多く見られます。

ブリーフィング時、Mujeyはみんなの気分を察したのか、リーフ沿いにコーナーを回って外洋側に出てくれれば、各自自由に浮上してかまわない、と説明しました。

チャネルの内側からエントリーして、ドロップオフを左に見ながらやや早めの流れに乗っていきます。
コーナーを曲がった外洋側では流れはほとんどありませんでした。

<ログ>En:10:11、Ex:11:08。Max D.22.8m、透明度:15~21m、風向:南西、水温30℃、カレント:中、in→out

つづく

2007/04/30

4/30_3 フェリドゥ到着、カアンブゥ・ティラ、おやつ、マタ・カンドゥ、夕食

3本目(#5):カアンブゥ・ティラ(フェリドゥ)
天気もよく風も穏やかで、母船は順調に南下し、13:00前にはフェリドゥ・アトール(環礁)の北端に着きました。回り込むようにラグーンの内側に入り、フェリドゥという島のリーフに投錨しました。
途中で追い越したドーニが、まもなく横付けしました。

フェリドゥ・アトールはショート・ブーツみたいな形をしています。
ファル(砂州)がアトールを形成しているので島が少なく、リゾートはディギリアリマタの2箇所しかありません。

ブリーフィングは、母船が停泊する前の13:00からスタートしました。
ドーニが追いつく前に終わっていたので、横付けするとさっそく乗り換えます。

ドーニで10分ほど東に向かった、カアンブゥティラ・ファルのアウト・リーフが今回のポイントです。
ほぼ東西に直っすぐ続く長いリーフです。

リーフを右に見ながら、ゆっくり西から東に流していきます。
リーフ上の-10m以浅ではアウト・カレントがありましたが、レッジではほとんど感じませんでした。

途中、ナポレオンに遭遇。
リーフに上がったほうが魚影は濃かったです。
ヤドカリが宿替えをしているところに遭遇しました。













<ログ>
En:13:23、Ex:14:22。Max D.20.0m、透明度18m、風向:南西、水温:30℃、カレント:アウト(リーフ上)SW→NE、月齢:十三夜

アリマタ・アクアティック・リゾート沖へ移動しながらおやつ
ダイビングを終え母船に戻ると、まもなく船は南東に向けて移動を始めました。

乗船して丸1日たち、船上生活のパターンというか過ごし方のコツが掴めてきました。

マンティリでは、ダイビングが終わるたびに次のブリーフィングの時刻がホワイト・ボードに書き出されます。
食事は、ダイビングから戻ってくる時間に合わせてくれています。
次のブリーフィングの時刻までに準備を整えるよう心がけてさえいれば、あとは気ままに過ごせます。

つまり、ダイビングのスタート時刻が常にゲストのスケジュールを決める、まさにダイビング中心の生活に浸れるというわけです。

本日3本目が終わり、おやつのビスケットとバナナを食べると、1時間半のヒマができました。

あとでわかったのですが、さっき食べたビスケットは”OleOle"という銘柄です。
この缶が、石油缶ぐらいデカい!
ちなみに、ティーバッグは”Limson”です。

どっちも、どこかで聞いたことあるようなないような・・・




好天がいつまで続くかわからないので、今のうちにアッパー・デッキで甲羅干しすることにしました。
日差しが強いので、日なたにいられるのは経験上せいぜい20分。
表と裏で計40分。
それ以上焼くと、ひどいサン・バーンになってしまい、痛くてTシャツも着れなくなってしまいます。

米人たちは、ダイニングのソファでおしゃべりに興じています。

1時間弱の移動で、母船はアリマタ・アクアティック・リゾートに到着、南側のチャネルに停泊しました。

4本目(#6):マタ・カンドゥ(フェリドゥ)
アリマタは東に外洋を望む島で、南北にチャネルを抱えています。
マタ・カンドゥは、南側のチャネルです。

ブリーフィングは16:30にスタート。

この日4本目のダイビングだったので、最大深度を浅めにとりました。

リーフの角では、クマザサハナムロやタカサゴの群れが一生懸命に夕飯をとっているところに遭遇しました。




そのままリーフ沿いにチャネルに入っていくのかと思いきや、流れがなかったこともあり、Mujeyは中層を横切って南どなりのリーフに向かいました。

午後遅くのエントリーだったので、後半になると水中が暗くなり始めます。
流れていれば回遊魚が出そうな場所ですが、この時は穏やかな分魚影も少なめでした。

南隣のリーフのサンゴは、エルニーニョの被害からまだ回復していないようです。

<ログ>
En:16:46、Ex:17:45。Max D.15.6m、透明度12~15m、風向:南西、水温:30℃、カレント:無

ディナーは豪華
ダイビングから戻ると、ギャレーではいつも2人のコックさんが食事を作っています。

きのうより30分ほど早い18:30にディナーがスタート。この夜のワインは赤でした。
黄色っぽいカレーは、レモングラスとココナツ・ミルクのカレー。具は白身魚です。
酢豚風というか、エスニック風味の魚のあんかけもおいしい。
そしてロースト・ビーフ。柔らかくておいしかったです。
リゾートで働いていた頃、牛肉は超ぜいたく品でした。
1ヶ月に1回も食べられなかったし、たまに食べたものは筋っぽくて固かったのを思い出しました。

書き忘れてましたが、ガイド兼チーフのMujeyも、同じテーブルで食事をとります。


メガネのジョンはジンベエ・フリークらしく、Mujeyに
「ジンベエはいつ見られるんだ、まだか、明日か?」としつこく迫ってました。

そのあと、ガラパゴスでのジンベエ体験を熱く語ってくれました。
半分も理解できませんでしたが…。
わたしの語学力では、早口の日常会話は聞き取れません。

以前はうまく喋れなくても、相手の言うことは7割方理解できたのになあ。
使ってないと錆びてしまいますね。

彼が言うには、ジンベエザメの個体識別と行動追跡調査をしているアメリカの非営利団体があって、
ダイバー達がそのサイトに体長・雌雄・特徴を記して画像をアップし、データベースを作っているそうです。

夕食の後で、ノートパソコンにカードモデムを突っ込んでそのサイトを開き、わたしたちに見せて
「これが、俺が投稿したデータだ」と自慢します。

「胸ビレの付け根に特徴的な模様が見えるだろう。ほら見てみろ、これはオスだ、生殖器が出てるだろ?
それから、尾びれのここに大きな傷がある。」
と、延々と続くので、最初は素直に感心してたんですが、
「グレイト、マーベラス、リアリィ?、アンビリーバブル、アンクレディブル」
を連発してるうちに相槌の台詞が尽きてしまいました。

メニュー
インゲン炒め、茹でブロッコリー、レモングラスとココナツ・ミルクのカレー、ベトナム風魚のあんかけ、ウインナーとポテト炒め、ロースト・ビーフ、ライス、メロン味のプリン、赤ワイン。

5/1につづく

4/30_2 ドーニの設備、母船の様子2

ドーニの設備
わたしが滞在していた1990年当時のドーニは、とてもシンプルな造りでした。
屋根と壁とベンチはあるものの、窓は素通しで、風や雨を避ける時は巻き上げ式のシートを下ろしてしのいでいました。

左の画像2点は、当時の面影を色濃く残しているドーニです。
なぜか、左舷側だけシートを下ろしています。




当時は帆を張った屋根のないドーニを見かけることもありましたが、
ダイビング用ドーニはさすがにヤンマー製の3気筒ディーゼル・エンジンを積んでいました。
起動するときは、まずクランクを回し、巻きつけておいたロープを勢いよく引いて手動でかけます。
シリンダーについている小さなレバーにタコ糸を結びつけ、それをエンジン・ルームから船尾の天井まで長く張って、それを引っ張ったり緩めたりしてスロットル代わりにしていました。

大きな木の舵は、足で器用に操作していました。
ドーニは操舵士と、助手の2人で操ります。
彼らは家財道具をベンチの頭上にある吊り戸棚に詰め込んで、船上で生活していました。
夜は床にじかに寝ていたようです。

マンティリに併走しているドーニ(ヴァサンタ号;画像右)はずっと近代的で、前方に操舵室があり、方向舵とスロットルはもちろん、セルモーターも計器も、さらにGPSまでついています。
エア用とナイトロックス用の2機のコンプレッサーを積んでいて、タンクに直接充填できる長いホースを何本も備えています。
工具もひととおり揃っていて、大抵の故障には対応できそうです。




左:GPS
中:Nitroxコンプレッサー
右:工具類






窓にはガラスがはまっていて、雨風を防いでくれます。

ベンチにはタンクを固定するベルトがついていて、揺れても倒れないようになっています。

サファリ中、ダイビング器材はドーニに置きっぱなしにしておきます。

BCとレギはタンクにつけっ放しでした。
それ以外の器材は、カゴに入れてベンチの足下に突っ込んでおきます。
船尾には大きなポリバケツに真水が張ってあり、脱いだウエットをリンスするのに使えます。
ウエットスーツをかけておくハンガーも造りつけのものがありました。

スタッフが本当にこまめに動いてくれて、マスクを洗うための水を洗面器に入れて回ってくれます。
BCを装着する時には、サッと来て手伝ってくれるし、エキジットでラダーを登る時もタンクを持って引っ張り上げてくれるので、本当にお気楽ダイビングです。

何より感心したのは、水洗トイレとシャワー。

5mmのウエットを着るときにシャワーが活躍しましたし、
母船がポイント近くに停泊するのでドーニに乗っている時間は短いとはいえ、
いつでもトイレに行けるのは助かりました。

ところで、モルディブのトイレには、脇に必ずシャワーのようなものがついています。
モル人は、トイレット・ペーパーを使う習慣がなく、水で洗い流しているというのは、本当でしょうか?


そして、他で味わったことのなかったサービスは、エキジット後、毎回洗いたてのバスタオルをひとり1枚づつ配ってくれること。

いままで、モルディブのいろいろなリゾートでドーニに乗りましたが、ヴァサンタ号の設備とホスピタリティはいちばん進んでいました。
ていうか、こんなことに感激するのも浦島太郎現象なんでしょうか?



母船の様子-2-
母船の後甲板とアッパーデッキの様子をここで紹介しておきましょう。

マンティリの後甲板はあまり広くありません。8畳ぐらいでしょうか?
ぶら下がっているバナナは、マーレを出航するとき吊るしたもので、最初は緑色ですが、下のほうから熟して黄色くなってくるので、おやつがわりに自由に食べていいことになっています。
皮は魚のエサになるので、海に捨ててもOKです。

船尾はステップになっていて、水面まで降りられるようになっています。

ギャレーの出入り口の前には、2層式洗濯機があり、ダイビング終了のたびに配られるバスタオルをここで洗っていました。

見てると、洗剤は使わず柔軟剤だけ入れて、2~3分回してすぐ脱水でした。
意外にアバウト。でも、洗剤は海を汚しますよね。
で、あとはアッパーデッキで干して、おしまい。
日差しが強いので、20分もすれば乾いてしまいます。
だから、毎回、ふんわりいい香りのタオルを出せるんですね。



アッパーデッキにはデッキチェアがあり、昼は日焼け、夜はビール片手に夕涼みができます。

右の画像ではためいているのが例のタオルです。

左の画像は、船尾側から船首の操舵室を見たところです。

母船のスタッフには部屋がないようで、夜は操舵室やアッパーデッキで適当に寝ていました。

つづく